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新年の2つの駅伝  その2

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2024年1月14日(日)  新年の2つの駅伝  その2

 

 

先日、下記記事を投稿し、ニューイヤー駅伝について述べたが、

  新年の2つの駅伝 その1 (2024/1/8)  (P64)

本稿は、その2として、箱根駅伝について取り上げる。

 

今日14日には、全国女子駅伝大会が、来週21日には、全国男子駅伝大会が、開催されるが、これらについては、稿を改めて取り上げる事としたい。

 

・箱根駅伝の正式名称は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言い、この大会は、読売新聞社・日本テレビが主催する伝統のあるイベントで、今年で100回目の、記念大会となっている。

・参加チーム

 記念大会であることから、参加枠を、関東地区だけでなく、全国の大学に広げて参加校を募集し、全体で23校としている。

 参加総数   23校

シード校   10校(昨年大会の成績順)

駒沢、中央、青学、國學院、順天堂、早稲田、法政、

創価、城西、東洋

予選会通過校 13校  通常は20校+関東学連チームだが、今回は、参加枠を13に拡大し、関東学連チームは無し

・予選会の状況

  2023年11月に実施

    参加数  57

    地域内訳

      関東 46

      関西  4 

      東海  3

      その他 4

成績順で13チームを決定 

 記念大会なので、関東以外の大学の参加が期待されたが、結果的に、関東以外は選ばれなかった。

地方の高校の有力選手が、進学時に、駅伝に強い関東の大学を選んでいるなどして、関東に集中してしまうようだ。

参加枠を、少なくとも3年間は地方に拡大しないと、地方大学は駅伝で強くならないだろう。

 

・コース

全長219kmのコースを、1月2日と1月3日に分けて往復する。コースの途中にある4カ所の中継所で、たすきのリレーが行われる。

各区の平均距離は、おおよそ、20km強となる。 

 

コース概況は下図。

 

 

・箱根山

 箱根駅伝の最大の特徴は、箱根山越え、があることだろう。5区は昇りに、6区は下りに強い選手が起用されるが、多くのドラマが生まれ、特に、昇りの5区では、山の神*と崇められた、選手が3人いる。*今井正人(順天堂大)、柏原竜二(東洋大)、神野大地(青学大)

 

 

・往路成績

 下図の通り。

  

 

・往路順位変動

3区までは順位変動は大きかったが、4区以降は、上位は安定した。

 

・復路のスタート

 復路は、往路の時間間隔順にスタートしたが、1位の青学大がスタート後、10分経過した時点から、残りのチームが、繰り上げの一斉スタートとなった。

今回は、7位の創価大までが時間通りで、8位の大東文化大から一斉スタートとなった。今回の一斉スタートは16校で、史上最多という。

 

・復路順位変動

 

   

 

・繰り上げ白たすき

 復路では、繰り上げ白たすきのスタートがあったようだ。

   戸塚中継所 :山梨学院大

   鶴見中継所 :中央学院大、駿河台大、順天堂大、山梨学院大

 ただし、5区、10区は、白たすきでない、本来のたすきという。

 

・総合順位は以下である。

 

 


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