2022年12月17日(土) コロナ第8波 拡大中
新型コロナウイルスの感染については、先日、下記で取り上げたところだが、
コロナと中国 (2022/12/11) (O55)
第8波は拡大中であり、最近の状況について述べることとしたい。
〇コロナ新規感染者数
国内の、この所のコロナ新規感染者数だが、昨日12月16日 16時での数値は、以下である。( )は15日の値。
全国値 153602(168491)
桁数別の地域状況
5桁 2地域 (2地域)
東京176871(16273)、神奈川11040(10061)
4桁 3000以上 11地域(8地域)
北海道8592、宮城3557、茨城3870,埼玉8333、千葉7027、静岡4259,
愛知9258、 大阪8725、兵庫6090、広島4662,福岡7497
3000未満 31地域(34地域)
3桁 3地域(3地域)
徳島、高知、沖縄
2020年2月以降の、長期傾向で見ると、下図のようで、現在の第8波は、この2月の第6波の山を超え、全国値は、15日は168491だったが、16日は153602で、やや小さくなっている。
波: 3 4 5 6 7 8
〇感染症法上の扱いの変更
新型コロナウイルス感染症は、感染症法上は、これまで、2類相当であったが、政府は、5類への移行も視野に、見直しに向けた検討を始めた様だ。下記サイトを参照。
(【そもそも解説】新型コロナ5類だとどうなる? 感染症法の類型とは:朝日新聞デジタル)
このサイトによれば、感染症法上での、現在の分類は、下図のようだ。
新型コロナウイルス感染症は、2類にあるSARSから変化した、SARS―CoV―2とされているが、類似の症状と弁別するため、2019年、WHOが、COVID―19とする呼称にしている。
このウイルスが、全世界に蔓延し、デルタ株、オミクロン株、BA1,4,5などと、変異を重ねながら、パンデミックを引き起こしている訳だ。
新型コロナウイルスが、5類の、季節性インフイルエンザ並みとなると、図にあるように、ワクチン接種が公費でなく有料となり、医療側の負担等も、軽減されるようだ。
でも、当記事の冒頭に述べたように、第8波が、長期的にみて、拡大傾向にあるだけに、感染が終息した(例えば、新規感染者数が、全国で、1万程度)と言えるまでは、現状の2類相当のまま継続する必要がありそうだ。