2022年2月7日(月) サラリーマン川柳 2022
先だっての、1月27日、恒例となっている「サラリーマン川柳」の、第35回の優秀作品100句が発表された。
このコンクールは、生命保険の大手である、第一生命保険株式会社が主管しており、昨年の9月から10月にかけて募集したもので、応募数は6万件を超える人気で、その中から、事務局が100句を選んで発表している。
下図は、第一生命のHPより引用。
昨年同様、コロナに関連する、悲喜こもごもの作品が多く、時代を映しているが、川柳の、5・7・5の中に、如何に思いを込めるかが、工夫のしどころだろう。
川柳の字数が限られることや、筆者の情報不足もあるだろうか、残念ながら、意味することが、すんなり理解できない句もある。
100句の中から、気に入ったものを選ぶ投票が、1月27日から3月18日までの間、受け付けられるようで、結果、めでたく、最優秀作品などの10句が選ばれ、5月下旬に発表される予定だ。
発表された100作品の中から、自分なりに選んでみたのが以下である。 *印は、筆者が、特に、気に入った句。
*ズーム中 ペット参加で 盛り上がる
・あいさつは もううちました? 熱は出た?
・娘とは アクリル板より 厚い壁
*エコバック 毎度忘れて 小銭ロス
・「ただいま」と 声を聞くなり 妻マスク
・指よりも 喉に浴びたい アルコール
*味よりも カロリーよりも 映え重視
・リモートの 背景だけで 行くハワイ
*やっぱりね 亭主出勤 留守がいい
*久しぶり 妻とお出かけ 接種場
・打ちました ワクチンいいえ 大谷さん
・通勤は 襖一枚 約2秒
*8時だよ!! 昔は集合 今閉店
・円満の 秘訣は出社と 気づかされ
昨年の、第34回で選ばれた作品10句は以下である。やはり、コロナ関連が多かったようだ。(図は、ネット情報より入手)
今回で、35周年を迎えたのを機に、第一生命としては、コンクールの名前を改め、新たなスタートを踏み出すことにしているようで、新ネーミングの発表は、5月下旬ごろという。