2021年5月5日(水) 子供の日と菖蒲湯
好天に恵まれた昨日は、きらきらする日差しがあり、いい季節である。今日は、子供の日で、往時から、端午の節句として祝われたことだ。
我が家では、子供達が小さいころは、兜飾りを飾ったもので、場所をしつらえて、道具類を並べたり、又しまい込むなど、結構、面倒だったものだが、子供が大きくなってからは飾らなくなっている。
でも、柏餅と菖蒲湯は今も続いていて、健在である。
柏餅は、草餅を柏の葉で包んだもので、香りもいい。
菖蒲湯に入れる菖蒲を、先日近隣のスーパーで、150円程で購入し、立て替えた風呂の湯船に浮かべた。かすかな匂いがする。匂いの成分は、テルペンとか。
菖蒲には、子供の成長を願い、邪気を払うという意味があり、コロナ禍にはうってつけか。
風呂に浮かんだ菖蒲 菖蒲の花
これから花を楽しむのは、花菖蒲と言い、アヤメ科に属している。江戸時代には、江戸、伊勢、肥後などの各地で、競って改良が行われた。
菖蒲湯に使うのは、菖蒲(流通名では、におい菖蒲)と言い、全く別種のサトイモ科に属していて、独特の白黄色の花をつける。(画像はともに、ネットより)
子供の頃、田舎の小川の土手に生えていたのを、採ってきて風呂にいれたり、頭に縛って遊んだことが思い出される。