2021年4月29日(木) リアル二刀流復活 続続き
先日、当ブログで、下記記事を投稿した。
リアル二刀流復活 続き (2012/4/25)
今回は、一昨日の27日に、NHKBSで放送された、大谷選手の2回目のリアル二刀流出場について取りあげる。
◎NHKBSのMLB中継
27日に、NHKBSのMLB中継で、大谷選手の活躍を観戦した。マリナーズと、テキサスレンジャーズとの対戦である。
今回は、これまでとは異なり、正真正銘の二刀流で、大谷選手は、打順は2番で、公式戦では初めて、投手と打者の双方で出ている。1回目の時は、投手専門であり、打者の出番がなかった。
両チームとも、アメリカンリーグの西地区に所属し、DH制がなく、投手が打席に立つスタイル(日本のセリーグと同じ)である。
解説者は、お馴染みの、元広島の強打者、小早川毅彦氏である。
試合は、テキサスレンジャーズの本拠地である、テキサス州アーリントンのグローブライフ球場で開催され、時間は現地の26日17時で、日本時間では、27日、午前10時である。現地テキサスの、中西部標準時と、日本標準時とは、時差が14時間で、半日と一寸の遅れとなり、TV観戦には、お誂えの時間帯だ。
◎試合経過
以下の試合経過は、次のサイトを参照しているが、かなり詳細なことまで記録してくれており、前稿に続き、スポーツ紙は流石だと、感服。
(大谷翔平 5回4失点で1072日ぶり勝利 打っても2安打2打点/詳細 - MLBライブ速報 _ 日刊スポーツ.html )
先攻めレンジャーズ、後攻めエンジェルスで試合が開始され、1回表から、大谷投手の出番となった。
◇投手
*1回表
・先頭打者 三塁への当たり損ねのボテボテゴロ。 シフトで三塁手は不在で、内野安打に。
・次打者 中飛でアウト
・次打者 カウント3-1から四球
・次打者 カウント1-0から、スライダーを打たれ、左中間へホームラン
・次打者 ストレートの四球
・次打者 1-1から死球
・次打者 初球が暴投 走者が2、3塁に進塁。 右犠飛で3塁走者がホームイン
・次打者 見逃し三振
4失点をし、漸く終了 前試合の悪夢がよぎったイニング
投球数は、29になってしまった。
マドン監督は、今回は、球数の制限は無い、と言っているがーーー。
*2回表
・先頭打者 左飛
・次打者 遊ゴロ
・次打者 スプリットで空振り三振
投球数は、36(このインニングは、7球)
*3回表
・先頭打者 スプリットで空振り三振
・次打者 遊ゴロ
・次打者 スプリットで空振り三振
投球数は、45(このイニングは、9球)
*4回表
・先頭打者 スライダーで見逃し三振
・次打者 スプリットで三振
・次打者 スライダーで見逃し三振
投球数は、59(このイニングは、14球)
*5回表
・先頭打者 スプリットで三振(五者連続 三振合計8)
・次打者 直球で一ゴロ
・次打者 中前安打
・次打者 スプリットで三振
投球数は、75(このイニングは、16球)
この回で降板
**投手成績
勝敗 1072日振りに、勝ち投手
投球数 75
被安打 3
失点 4
四死球 3
奪三振 9
防御率 3.29
◇打者
*第1打席 1回1死 走者なし
四球で出塁。次打者の安打で二進 その後の右前安打で、 2塁から生還
*第2打席 2回2死 1、2塁
2球目をたたき、右翼線へ痛烈な2塁打で、2者を還し、3-4と1点差に。
次打者の適時打で、同点のホームイン
*第3打席 3回1死1、2塁
カウント2-2から空振り三振
後続打者の連続ホームランで、7-4 と勝ち越し
*第4打席 6回先頭打者
初球を、三塁方向へフライ気味の意表をつくセーフティバント 幸いに内野安打
その後の打者の適時二塁打で、生還し8点目
**打者成績
打席数 4
安打数 2
三振 1
被四死球 1
解説の小早川氏の印象:2回表にマウンドに立った時、1回裏に滑り込みで生還した時の、ユニフォームの汚れを見て、普通の投手にはないことで、投打に活躍した勲章のようなものだ、と述べている。下図では、良く見えないが、マウンドに向かう大谷投手の、左腿のあたりが汚れている!
初回に4失点してしまった時は、又かと、先日の悪夢が蘇ったが、2回以降は投球が安定して無失点に抑え、ゆっくりと観戦できた。 マメの心配もあり、勝利投手の権利も得て、5回で降板している。チームは、その後も得点を重ねて快勝している。
次回の投手登板が楽しみだが、日本のゴールデンウイーク中は、DHだけのようだ。