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子供の絵本のこと

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2024年2月12日  子供の絵本のこと

 

 

子供が小さい頃、読み聞かせなどを体験している、子供向けの絵本について、今回、改めて調べてみることとした。

 

○「とこちゃんはどこ」

我が子が小さい頃、子供と一緒に見て楽しんだ絵本のひとつが、「とこちゃんはどこ」である。人が大勢いる絵の中から、赤い帽子を被ったとこちゃんを、一緒に探したものだ。

 この絵本は、松岡享子作、加古里子絵で、福音館書店から、1970年(S45)、初版が出版されている。

  

 

  下図は、とこちゃんの紹介だ。

  

 

さあ、2つの下図の中では、とこちゃんはどこ?

 

                マーケット

 

 

                 海辺

 

○「大きな1年生と小さな2年生」

子供と楽しんだ絵本として、「大きな1年生と小さな2年生」も印象深い。仲良しの、背の大きな1年生の男の子が、背の小さな2年生の女の子の話で、女の子が大好きな、ホタルブクロが咲いていた原っぱの風景が、今も筆者の記憶に残っていることだ。

ホタルブクロという草花を知ったのは、この時が初めてで、その後、花の名前や姿・色合いが気に入り、すっかり、この花のフアンになっている。我が家の屋上庭園には、今も、紫や白の花を楽しませてくれている。

   

 

 

○「おおきなきがほしい」

 この本は、子供が少し大きくなってから読んだ絵本だと思われるが、木の上に登って遊ぶ風景が印象に残っていて、当時は、樹上での体験に、親も、わくわくしたことだ。

 

    

 

 文 さとうさとる、絵 むらかみつとむで、偕成社から、1971(S41)年.1月に発売されている。筆者の記憶では、屋根のある、ツリーハウスと思っていたのだが、絵を見ると、ハシゴで登った木の上の太い枝に跨がって、小動物や小鳥たちと遊んでいたようだ。

 

 

○はらぺこあおむし

 

この絵本は、1969年、アメリカのエリック・カールが、幼児向けの絵本として発表している。

日本では、もりひさしの翻訳で、1976(S51)年、偕成社から発売されている。

 

 

はらぺこあおむしは、赤い頭と、緑の胴体が特徴だ。この虫、いつも腹をすかしていて、月から金までは、色んな果物を食べ、土曜は。ケーキやアイスクリームや、ソーセージなどなど、食べ過ぎてお腹をこわしてしまうのだが、日曜に、緑の葉っぱを食べると回復して、元気になるという。すっかり太っちょになったが、最後に蛹となって眠り、美しい蝶に変身して飛んでいったようだ。

子供が好きそうな食べもので、体を壊すのだが、本来の緑の葉っぱで回復するあたり、教育的な狙いもあるようにみえる。

この絵本、世界中で大変な人気で、5500万部を販売する、ベストセラーとなっているようだ。

はらぺこあおむしの話は、家内もよく知っていて、虫のデザインが入った、タオルを購入している。

 

 

○今回取り上げた、50年ほども昔に子供と楽しんだ絵本が、現在も、出版されているようで、驚いたことだ。時代が変わっても、子供達の興味や好奇心は変わらず、名作は読み継がれる、ということだろう。

 

 


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