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パキスタンのこと

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  2024年2月4日(日)  パキスタンのこと

 

昨夜は節分で、豆まきをやり恵方巻を食べたが、今日は、二十四節気の、待望の立春で、いよいよ、春がやってくる!

 

先日、下記記事を投稿した。

    能登半島地震  (2024/1/29)   (P72)

 能登半島地震が起きてから、1ヶ月以上になるが、現地では、仮設住宅も完成したようだが、水道の復旧や生業の見通しなど、厳しい状況の報道も続いている。

 

 そんな中、先日、国際ニュースで、パキスタンの話題が伝えられた。

 元首相の、イムラン・カーン氏が、裁判で、立て続けに、禁固刑を言い渡されたという。

近々行われる、国会議員選挙を妨害する目的の、政治的な動きと言われている。

  

 

ここで、パキスタンのことで、以下のような諸点について、改めて調べてみた。

 イギリス植民地からの独立、インドとの関係、東・西パキスタンの関係、カシミール問題 など

 

*イギリス植民地からの独立

イギリス領インド帝国は、1858年に成立したが、販図の広さは、現在の、インド、パキスタン、バングラデシュ、ミャンマーを包含した広大な地域であった。

 

 手持ちの地図帳に拠れば、以下の都市が、帝国内の3大拠点と呼ばれた。

    ボンベイ(現 ムンバイ)

    マドラス(現 チェンナイ) 

    カルカッタ(現 コルカタ)、

インド帝国は、形の上では、カルカッタを首都とする独立国だったが、実質は、イギリスの植民地だった。

これに対し、オーストラリアやカナダ等は、自治領の扱いだったようだ。

 

*インドとの関係

 第二次世界対戦の終戦(1945年)で、イギリスの植民地だったインド帝国が消滅し、現在の、インド、パキスタン、バングラデシュ、ミャンマーが、独立することとなる。

 

インドとパキスタンは、人種や宗教などの違いから、分離して、イギリスから1947年に独立し、ミャンマーは1948年に、イギリスから独立した。

 

*東・西パキスタンの関係

 インドと東・西パキスタンを示したのが、下図である。ミャンマーは、明記していないが、図の右側になる。

パキスタンは、緑色の1つの国となっている。インドを挟んで、東パキスタンが、飛び地になっている状況だ。

  

  

 東パキスタン地域に対して、力の強い西パキスタンが、一方的な政治的支配と弾圧を行ったようで、これに反発した、東パキスタン地域は、1971年、バングラデシュとして、独立している。

 

  イギリスの植民地だったインドに、フランスが潜り込んでいたようで、国内の各地にフラスの商館を建てるなどして、植民地化していたようだ。筆者は、フラス領インドという区分がある事は知らなかったので、驚いたのだが、ネットにも、フランス領インドとして、明確に出ている。(フランス領インド - Wikipedia.html

   当時のフランス植民地の中心都市 ポンディシェリが、手持ちの地図帳にも表示されていて、1954年に、インドに返還されているようだ。

 

 *カシミール問題

(参照:カシミール紛争 - Wikipedia.html

 イギリスからの独立に当たって、カシミールを巡って、インドとパキスタン間の争いがあり、それに、中国が加わってきて、複雑になっている。

 前述の図では、カシミールは、係争中の地域(灰色)として、表示されている。

 紛争は、未解決のまま、現在も続いているようだ。

 

 下図は、現在のインドの行政区分図で、パキスタン、バングラデシュが、示されており、カシミール地域は、インドの一地方となっている。

 

 

{余談} クリケットのこと

冒頭で出てきた、イムラン・カーン氏が、国を代表するクリケットの名選手だったと言うことで、クリケット競技について調べてみた。

クリケットは、筆者には、全く馴染みのないスポーツだが、野球に似た球技の一種で、下図のように、ボウラー(投手)の投げたボールを、ボートのオールのような道具で、ストライカー(打者)が打ち返すという。得点の数え方や勝敗の決め方については、未調査である。

 

 やや重複するが、他の図を以下に引用する。

 

  

 

 この競技、一度だけ、1900年のパリオリンピックで行われた事があるようだが、20  

  28年に、アメリカのロサンゼルスで開催予定のオリンピックの競技種目になるようだ。

 世界の競技人口は予想外に多いようで、今後、注目されるかも知れない。

  ーは1948年に、イギリスから独立した。

 

*東・西パキスタンの関係

 インドと東・西パキスタンを示したのが、下図である。ミャンマーは、明記していないが、図の右側になる。

 

パキスタンは、緑色の1つの国となっている。インドを挟んで、東パキスタンが、飛び地になっている状況だ。

 

 

  

  

 東パキスタン地域に対して、力の強い西パキスタンが、一方的な政治的支配と弾圧を行ったようで、これに反発した、東パキスタン地域は、1971年、バングラヂシュとして、独立している。

 

  イギリスの植民地だったインドに、フランスが潜り込んでいたようで、国内の各地にフラスの商館を建てるなどして、植民地化していたようだ。筆者は、フラス領インドという区分がある事は知らなかったので、驚いたのだが、ネットにも、フランス領インドとして、明確に出ている。(フランス領インド - Wikipedia.html

   当時のフランス植民地の中心都市 ポンディシェリが、手持ちの地図帳にも表示されていて、1954年に、インドに返還されているようだ。

 

 *カシミール問題

(参照:カシミール紛争 - Wikipedia.html

 イギリスからの独立をめぐって、インドとパキスタン間の争いがあり、それに、中国が加わってきて、複雑になっている。

 

 前述の図では、カシミールは、係争中の地域(灰色)として、表示されている。

 紛争は、未解決のまま、現在も続いているようだ。

 

 下図は、現在のインドの行政区分図で、パキスタン、バングラヂシュが、示されており、カシミール地域は、インドの一地方となっている。

 

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{余談} クリケットのこと

冒頭で出てきた、イムラン・カーン氏が、国を代表するクリケットの名選手だったと言うことで、クリケット競技について調べてみた。

クリケットは、筆者には、全く馴染みのないスポーツだが、野球に似た球技の一種で、下図のように、ボウラー(投手)の投げたボールを、ボートのオールのような道具で、ストライカー(打者)が打ち返すという。得点の数え方や勝敗の決め方については、未調査である。

 

 やや重複するが、他の図を以下に引用する。

  

 

 この競技、一度だけ、1900年のパリオリンピックで行われた事があるようだが、20  

  28年に、アメリカのロサンゼルスで開催予定のオリンピックの競技種目になるようだ。

 世界の競技人口は予想外に多いようで、今後、注目されるかも知れない。


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