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ウクライナの戦況

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  2022年11月16日(水)  ウクライナの戦況

 

 

 

ロシアがウクライナに侵攻してから、ほぼ9か月になるが、状況は、混沌としている。

今朝のテレビで、ロシア製のミサイルが、ウクライナ国境に近いポーランドの村に着弾し、2人が死亡したという、衝撃的なニュースが流れた。

ロシア軍の意図的な行動ではなく、通常の戦闘で生じた事件とも考えられる。

言うまでもなく、ポーランドは、欧米の軍事同盟であるNATOの加盟国であり、侵攻以来、初めての事態だけに、今後の展開が注目される。

 

 

〇ウクライナの最新の戦況地図は、下図だ。

 

 

 この地図の載っているNHKのサイトに、以下の記事が出ている。

  

 

ウクライナ東南部の4州を、一方的にロシアに編入したのは、この9月で、この4州が、黄色の線で示されていて、よく分るのが、下図(10月3日の記事で使用)だ。

   

その4州の一つで、クリミア半島の付け根にあるルハンシク州の州都ルハンシクを、先日、ウクライナ軍が、久しぶりに奪還したようだ。前述の記事にあるように、ゼレンスキー大統領は、喜び一杯に、素晴らしい日だと述べている。

 日本の1,6倍も広い国土での、ウクライナ各地の戦況を把握するのは、筆者には、容易なことではない。

 

〇つい先日、国連総会(193か国)で、緊急特別会合が開かれ、ロシアに対して、ウクライナ侵攻による損害の賠償を求める決議案が、賛成多数で、採択されたようだ。日本も、決議案の共同提案国に入っている。

 採決結果は以下である。

   賛成  94か国

   反対  14か国 (ロシア、中国など)

   棄権  73か国 (インド、ブラジルなど)

この決議案には、法的拘束力はないが、国連総会は、裁判所ではない、との批判もあったようだ。

 

ロシアのウクライナ侵攻に関して、国連総会の緊急特別会合では、今回を含めて、以下の5件の案件を採択しているようだ。

1,ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議

2,ウクライナの人道状況の改善を求める決議

3,国連人権理事会でのロシアの資格停止を決める決議

4,ウクライナ4州の併合を無効とする決議

5,ウクライナ侵攻による損害の賠償を求める決議

 (以上は、ネット上にある、毎日新聞のサイトから引用)

 

4件目の4州の併合を無効とする決議案は、この〇月に採択されたが、この時の状況は、以下の様である。

  賛成 143

  反対   5(ロシア、北朝鮮など)

  棄権  35(中国、インドなど)

 他国の領土を、一方的に併合すると言う暴挙に対しては、さすがに、非難する国が多かったようだ。

  


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