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新型コロナ 第6波の頂上へ向かって

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  2022年1月25日(火)  新型コロナ 第6波の頂上へ向かって

 

新型コロナウイルスの新規感染者数は、今年に入って、うなぎ上りに増えている。

22日夜の段階で、全国で、5万人を大きく超え、都道府県別では、感染者数が、これまでの最高値を更新するところが多く、下図のように、東京都も1万人を超え、1000人以上の4桁地域が、13地域にも上っている。

   図からはみ出した地域の数値  全国54576 北海道1605 沖縄1313

図にあるように、1000以上の4桁地域は、以下の13地域だ。

  北海道1605 東京11277 神奈川3408 埼玉2695 千葉2296 愛知3457 静岡1162

  大阪7375 兵庫2727 京都1533 広島1585 福岡2833 沖縄1318

残りは、大半が3桁で、2桁は、秋田、山形、岩手、鳥取、高知、徳島だけである。

 

同じように、昨日24日夜の時点の新規感染者数は、全国で、44810と、やや、減少していて、地域分布では、4桁地域は、都市圏を主体に、11地域(北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、兵庫、京都、広島、福岡)で、2桁地域は、地方の5地域(青森、岩手、鳥取、徳島、高知)となっている。

 

一方、長期間の推移を見ると、昨24日までで、下図のように、第5波がピークとの予想を大きく超え、第6波の山の高さがまだ分からない、猛烈な感染の拡大が続いている。

       

 

国としての対応は、てんやわんやで、蔓延防止等重点措置の適用が進められている。

       (図は、NHKサイトから引用  1/24日)

上図の黄色で示されている、沖縄 広島 山口 の3地域への適用から始まり、当初、1/9~1/31だった期間を、2/20まで延長している。

その後、図の、濃い茶色で示されている13地域(東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、新潟、愛知、岐阜、三重、香川、

長崎、熊本、宮崎)への適用が追加され、期間は、1/21~2/13である。 現在は、これらの、16地域となっている。

 

その後、各地域での感染拡大を受けて、10地域が、23日までに、国に適用を申請しており、さらに、8地域が、24日に申請している。

これを受けて、政府は、今日25日に、これら18地域(図の薄茶色の地域)への適用を、正式に決める予定で、期間は、1/27~2/20となるようだ。

 

現状は、第5波を超える急激な感染拡大という緊急事態なのだが、国内の空気は、なぜか、落ち着いている。昨年11月に、政府の分科会で、感染状況等の見方を、下図のように、4段階のステージから、レベル0を含む、5段階のレベルに変更し、医療の逼迫度合いを重視したものに、変えている。

図にある様に、レベル2で警戒を強化し、レベル3で対策を強化するとしている。医療崩壊で、災害医療の対応となるレベル4は、何としても、避けたいとしている。

まん延防止等重点措置が、ほぼ、全国的に適用される現状は、レベル3になるようだ。

 

世界的なオミクロン変異株の急拡大の中で、いよいよ日本も、欧米の諸国のように、後へ引けない、厳しい正念場を迎えている。 

個人レベルでは、2月中頃との情報がある3回目のワクチン接種を待ちながらも、基礎体力を保持し、習慣化された、日常的な対応に努めることが肝要だろう。

 

 

 

 

   

    


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