2021年12月19日(日) WBCと侍ジャパン
〇東京オリンピックでの野球は、稲葉監督率いる侍ジャパンの優勝で、締めくくられた。
稲葉氏は、2017~2021年の5年間、日本代表の監督として、侍ジャパンの指揮を執った。氏は、日本ハムのOBでもある。長年にわたり、重責を果たされたことに、敬意を表したい。
稲葉篤紀監督
〇次なる目標は、WBCであり、それに向けて、栗山監督率いる、新体制がスタートしている。WBCとしては、2023年3月に予定されている第5回大会である。
当初は、2020年に予定していたが、コロナの関連で2023年に延期されたようだ。
栗山英樹監督
栗山新体制の当面の目標は、来年3月5,6日に、東京ドームで予定されている、チャイニーズ・タイペイ(台湾)との強化試合であり、選手達と、コーチ陣の力が試される。選手は、NPBとMLBから、今後、選抜される。MLBで大活躍中の、大谷翔平選手の扱いも、ポイントだ。栗山氏は、周知のように、大谷選手を世界の二刀流に育てた、日本ハムファイターズの名監督である。
〇先日、発表されているコーチ陣は、以下である。
(「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2022」コーチングスタッフについて _ トップ _ 参照)
ヘッドコーチ 白井一幸 (日本ハム、MLB)
打撃コーチ 吉村佳章 (巨人)
投手コーチ 吉井理人 (ロッテ)
外野守備走塁コーチ 清水雅治 (阪神)
〇 WBCでの日本の活躍
*第1回WBC 2006.3 王貞治 監督 日本優勝
*第2回WBC 2009、3 原辰徳 監督 日本優勝(2連覇)
イチロー選手の活躍 筆者にとって、WBCで、強烈に印象に残っているのは、イチロー選手の活躍である。
・イチロー選手の活躍
(イチローの快挙から10年 「WBC決勝のタイムリーは一生忘れない」_参照)
上記サイトの記録によれば、韓国との決勝戦で、延長10回表、2アウト3塁で打者イチローだ。会心のセンター前 ヒットを放ち、2人かえって5-3とリードし、その裏を抑えて日本が勝利したのだ。
*第3回WBC 2013.3 山本浩二監督 国内組のみ
参加 16ケ国(12チーム予選免除+4チーム予選選抜)
優勝 ドミニカ 準優勝 プルトリコ 3,4位 日本、オランダ
このWBCに関しては、当ブログに、下記記事がある。
第3回WBC始まる (2013/3/9)
WBC 1次ラウンド (2013/3/11)
第3回WBCが終わる (2013/3/28)
*第4回WBC 2017.3 小久保裕紀監督
参加 16ケ国(12チーム予選免除+4チーム予選選抜)
優勝 アメリカ 準優勝 プエルトリコ 3,4位 日本、オランダ
〇 野球ソフトボールは、東京オリンピックでは盛り上がったが、残念ながら、パリ・オリンピックや、それ以降も、競技種目に復活する見通しはない。そんな中で、ファンとしては、WBCが頼みの綱であり、心の火を絶やさないで欲しいものだ。
WBCのロゴマーク PetocoParkでの風景