2021年12月15日(水) 終戦前後の懐メロのこと
終戦少し前の、1939年に生まれた筆者にとって、終戦前後に聞き覚えた歌は、今もはっきり記憶している。夜、寝ていて、ふと思い出すことがある。
憶えている主な歌を、順不同で、一覧表にしてみた。
No
曲名
発表年
作詞者
作曲者
歌手
歌い出し
音源
記事
湯の町エレジー
S24
野村俊夫
古賀政男
近江敏郎
伊豆の山々月淡く
二木
長い前奏
旅の夜風
(愛染かつら)
S13
西条八十
万城目正
霧島昇
ミス・コロンビア
花も嵐も踏み越えて
二木
映画化
男女歌い分け
高原列車は行くよ
S29
丘灯至夫
古関裕而
岡本敦郎
汽車の窓から
二木
青い山脈
S24
西条八十
服部良一
藤山一郎
奈良光枝
若く明るい歌声に
二木
長い前奏
男女歌い分け
丘を越えて
S6
島田芳文
古賀政男
藤山一郎
丘を越えて行こうよ
二木
憧れのハワイ航路
S23
石本美由起
江口夜詞
岡 晴夫
晴れた空そよぐ風
二木
田畑義男のギター
長崎の鐘
S24
サトウハチロー
古関裕而
藤山一郎
こよなく晴れた青空を
二木
ブログ記事
野崎小唄
S10
今中楓渓
大村能章
東海林太郎
野崎参りは屋形船で参ろ
―
リラの花が咲く頃
S26
寺尾 智沙
田村しげる
岡本敦郎
リラの花が胸に咲く今宵
二木
リラは、ライラックのこと
あざみの歌
S24
横井 弘
八州秀章
伊藤久男
山には山の憂いあり
二木
NHKラジオ歌謡
ブログ記事
花摘む野辺に日は落ちて
西条八十
古賀政男
霧島 昇
二木
桜貝の歌
S24
土屋花情
八洲秀章
岡本敦郎
麗しき桜貝ひとつ
二木
NHKラジオ歌謡
あゝモンテンルパの夜は更けて
S27
代田銀太郎
伊藤正康
渡辺はま子・宇都美清
モンテンルパの夜は更けて
二木
男女歌い分け
白い花の咲く頃
S25
寺尾智沙
田村しげる
岡本敦郎
白い花が咲いてた
二木
桜貝の歌と同じコンビ
上海帰りのリル
S26
東条寿三郎
渡久地政信
津村 謙
海を見つめていた
二木
*表中の音源欄は、ネットに音源を見つけた曲で、二木絃三氏のサイトになる。音源は、ほかに、YouTubeなどにも、多数ある。
*これらの曲の中で、短調の曲とともに、長調の曲があるのは、日本では、極めて、珍しい。以下の曲だ。
高原列車は行くよ 青い山脈 丘を越えて 憧れのハワイ航路
終戦前後の重い雰囲気の中で、明るい希望を見い出したかったのだろうか?
長崎の鐘は、前半は短調で、後半は長調に転調していて、希望が湧いてくる。
*長い前奏がある、次の2曲も好きだ。
湯の町エレジー 青い山脈
いまだに、前奏も暗唱して、鼻歌で歌っている。
*また、これらの歌に関し、当ブログに、以下の記事を投稿している。
あざみの歌 (2021/2/4) S45
長崎の鐘に寄せて (2020/12/17) S30