2021年11月15日 LGBT その後
このところ、LGBTや、ジェンダー平等 等の話題が出てくる。
金沢市でのパレードや、米国のパスポートの性別表示の話題がある。
今朝11月15日、NHKTVで、高校生の制服の事が話題となった。
最近、注目度が高まっている、国連の、持続的開発目標SDGsでは、SDG5として、 ジェンダー平等を掲げている。
本稿では、これらについて取り上げることとしたい。
当ブログでは、これらに関連する主な記事として、これまで、以下を投稿している。(比較的新しいもの)
夫婦別姓の話題が再び 2021/4/23 S61
ジェンダー平等 2021/4/4 S56
男女共同参画とギャップ 2121/1/3 S39
夫婦別姓制度 2020/12/31 S38
LGBT 2016/1/9 W49
名前の話題―夫婦別姓 2015/12/10 W45
〇金沢市で、先月の10月10日、LGBTのパレードがあり、全国から、参加者が集まったようだ。
パレードで掲げられたスローガンは、
ALL LOVE IS EQUAL (すべての愛は平等)
で、セックスの多様性をみとめよ、とのアピールだ。
(金沢市で「パートナーシップ」導入 北陸でのLGBT理解へ第一歩 _ 毎日新聞.html)
かなり古い話だが、以前、同性婚の可否を巡って行われた、アイルランドでの国民投票について取り上げた記事が、連想される(選挙と住民投票 3 (2015/6/2))
〇米国で、最近、性別欄が、Xのパスポート発行されたようだ。
受給者は、軍人で、父親はレズビアンという。
(パスポートの性別欄に「X」、米で初めて発給 元米兵の性的少数者に:朝日新聞デジタル_files 参照)
〇女子高校生の制服
今朝11月15日のNHKTV おはよう日本 で、女子高校生の制服の事が話題となった。
従来の、一般的な感覚では、高校生の制服は
男子=ズボン
女子=スカート
であるが、最近は、女子高校生の間で、スカートを嫌がるケースがあり、スラックスの希望も多いようだ。
理由は、
実用面では、スラックスの方が動きやすく、防寒にもなる
意識面では、スカートを強制される性差別的な制約に反発したい
ようだ。
スラックスの制服の選択の可否についての調査結果では、全国全日性高校の44%で、選べるという。
一方、石川県内の38の高校についての、女子生徒用スラックスの採用状況についての調査では、
採用 22校
非採用 16校
だったという。まだ、自由に制服を選べるようにはなっていないようだ。
番組のTV画面の中に、固定的な価値観を否定する、 女子 スカート の表示があったように思う。
〇SDGs 持続可能な開発目標
17あるSDGsの中で、5番目が、SDG 5 ジェンダー平等を実現しようであり、下図が、男性♂ と 女性♀が 平等=という意味の、ロゴだ。
この目標を達成するための、具体的な9個のターゲットがあり、これらを、簡潔に省略して以下に示す。
5.1 女性・女児に対する差別をなくそう
5.2 女性・女児に対する暴力を無くそう
5.3 未成年者の結婚などの習慣や行為を無くそう
5.4 育児・介護や家事をもっと認め評価しようい
5.5 政治等の分野で女性が参加できるようにしよう
5.6 女性への差別(撤廃)や地位向上を確保しよう
5.a (省略)
5.b (省略)
5.c (省略)