2021年11月10日 (水) 今後のコロナ対処の方向
〇7日の政府の分科会で、今後のコロナ対処法を変えると、分科会の尾身会長から、新たなレベル分類が発表された。
読売新聞のサイトによれば、発表された内容は、此のところの感染状況が、安定していることから、対処の方向を、感染者数主体から、医療体制主体に変更したといわれ、新たなレベル分類は下図の様だ。
(読売新聞サイトより 感染状況の新指標、医療逼迫度で5段階の「レベル」分けに…緊急事態宣言は「レベル3」から _ ヨミドクター(読売新聞).html)
レベル4は、避けたいレベルで、災害医療の対応が必要な状況で、今夏の東京の状況が該当するとある。後述のように、
第Ⅴ波の真最中で、医療崩壊寸前で、逼迫していた。
レベル3は、対策強化レベルで、緊急事態宣言など、強い対策が必要な状況である。
従来の、ステージ3,4にあたる。
レベル2は、警戒強化レベルで、保健所体制の強化などが求められる。
レベル1は、維持すべきレベルで、一般医療と両立できる状況である。
レベル0は、感染者が0の状況だが、でもこのレベルは、コロナが完全に終息して、以前の状態に戻った、ということで
はない。日常生活での感染対策が必要だ。
〇全国の新規感染者の状況
11月8日時点の、感染者数は以下である。(NHKサイトより)
はみ出した地域の数値 全国 106 北海道 6 鹿児島 0 沖縄 2
11月8日の状況は、全国で107人とかなり少なく、図にあるように、色のない0の地域が、24にも上っている。
又、他の情報では、死者数は、全国で1で、最近は0の日もある。
明らかに、終息に向かって進んでいると言えよう。
又、昨日の9日の数字は、以下のうに、安定している。
全国の感染者数 204
感染者数0の地域 17
2桁の地域 6 (東京30(最大) 大阪28など)
〇時間的推移
国内のコロナ感染が始まった、昨年2月以降の、感染者数の推移を見ると、第Ⅰ波から、第Ⅱ波、第Ⅲ波、第Ⅳ葉ときて、今年の夏の第Ⅴ波で、最大のピークとなった。しかし、ワクチン接種や諸対策により、下げ止まらずに減少し、此のところはそれが維持されている。
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ?
(ローマ数字は、感染の波を示している)
今後、季節の変わり目や、社会活動の変化から、図に示した第Ⅵ波?は、どんな形になるのだろうか。 筆者の想定では、かなり低い山が、来年にも、ゆっくり訪れるとみている。
世界では、感染がぶり返している地域や、ワクチンが行きわたらない地域もあり、警戒が必要だ。
国内では、ワクチン接種の普及の効果も大きいが、年末から来春にかけて、各種行事や、人流の変化が想定される。
低レベル(レベル1)を保ちながら、基本的な感染対策を行い、ウイズコロナで、日常を過ごすことが、重要となるだろう。
〇当ブログでは、これまで、数多くの記事を投稿してきたが、最近では、以下がある。
新規コロナ 東京ついに1桁へ (2021/11/2)
コロナ 更に減少へ (2021/10/28)
コロナ 更に減少へ (2021/10/20)
コロナの終息へ前進 (2021/10/10)
コロナ 今後は自首管理へ (2012/10/6)
何時になったら、コロナが終息した、という記事が書けるのだろうか?