2016年4月5日 (火) 手帳の買い換え
例年、手帳は、前年暮れに入手して、新年の1月1日から使っており、今年も同様で、手帳に、今年の干支の「申」のシールを貼るなどして、愛用し始めていたところであった。
それが、この3月初め、この手帳を、紛失してしまったのである!
都心へ出かけた帰りの地下鉄の駅を降りて、駅前のスーパーで、食糧や大きな花等の買い物をした。レジで、1万円札を出し8千円程の釣りを貰い、これを財布代わりの手帳に入れたことは良く覚えている。その証拠に、その時のレシートがチャンと残っている。
そして、この手帳を、定位置のカバンでなく、上着のポケットに入れたのが良くなかったようだ。念のためにと、ポケットのチャックも閉めたつもりだったのだが、ちゃんと閉まっていたか否か定かではないーー。
その後、荷物を持って駅前からバスに乗って帰宅したが、マンションの玄関入り口で、家の鍵を出すため、上着のポケットや持ち物類の中を、暫し、探し廻している。
だが、この間、手帳の事はすっかり忘れていて、手帳が無いのに気づいたのは、翌朝になってからである。
手帳には、所有者の氏名や連絡先も書いてある。スーパーやバス会社など、思い当たる所に落し物について問い合わせたが、該当する拾得物はなく、以降の届け出を期待したものの、何の連絡もなかった。
今回、手帳には、都合、3万円程が入っていたのだが、この現金を失ってしまったのは、かなりな痛手ではある。
現金を入れていた事で、拾得物として、届けられなかったと思われる。
過去にも、財布代わりの手帳を、一時的に紛失したことはあるが、幸いにも程なくして見つかったのだが、今回は、残念ながら出てこなかった。
手帳に関しては、これまでの紛失騒動も含めて、以下の当ブログ記事で取り上げている。
・来年の手帳を買いました (2009/12/16)
・戻って来た手帳 (2010/7/03)
・手帳の新旧交代 (2011/1/04)
今は、現役ではないのだが、地域や趣味の集まり、同期会、病院通いなどで、結構予定が入り、備忘のために、手帳を使っていて、簡単な日記にもなっている。ここ数10年の使い終わった手帳は、大事に保存している。
紛失した手帳が見つかる気配がないので、諦めて、新たな手帳を買う事とした。
3月半ば、書店や文具店を廻ると、まだ、今年の手帳は出ていたが、例年愛用してきた能率手帳が見当たらず、止むなく、他のもの(高橋式と仮称)にした。
能率手帳(昨年用) 高橋式新手帳
これまでの能率手帳は、1月から12月までが対象だが、新手帳は、4月から、翌年の3月までの、年度単位にできていることが特徴だ。店頭には、この種類しか見当たらなかったので、これを買う事としたが、このような手帳があることを知ったのは、初めてである。
ビジネスでは、年度単位(Fiscal Year)で計画することが多いので、この手帳は、好都合かもしれない。
一方、年単位(Calender Year)で使う場合は、今年の1~3月分が無く、代わりに来年の1~3月分の約13ページが、余計についている、となり、使い辛さはある。
現用の手帳を紛失してしまったことで、それまでの予定等の記録も無くなってしまった訳で、精神的な喪失感は小さくはなく、今年の2か月分程が、空白となってしまった。
でも、今年の手帳を入手する前、昨年の手帳の次年度1~3月の予定欄に、結構、メモが書き込まれて残っていることで、自分の時間の連続性が保たれたのは、幸いだった。このメモをコピーし、新手帳の頭に、1~3月分として、貼り付けている。
新手帳は、凝り症も無く、財布としても利用しているのだが、紙幣のサイズについて、最近、再発見があった。
手帳を財布として使う場合、表・裏表紙の内側のポケットを利用するのだが、旧能率手帳では、何の問題も無かったのだが、新手帳では、千円札、5千円札まではいいが、1万円札を入れると、きつくなって、湾曲して皺がよるのである。前図のように、手帳自体の大きさに違いがあり、能率手帳よりも、新手帳のポケットの丈が、やや、小さいためだが、購入する時は、そこまではチェックしていなかった。
改めて、紙幣の大きさを比べると下図のようだ。漠然とは分っていたのだが、紙幣の長さ方向のサイズに、可なりの違いがあることを、改めて知らされたことだ。
自測では、1万円札―4mm―5千円札―6mm―千円札 程の差で、正確な値をネットで調べても、同様である。(幅方向は同じ)
実用上は、出来るだけ1万円札は持ち歩かない案を考えている。
先週から今週にかけ新年度がスタートし、NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」も始まった。 今後、身辺で、どの様なハプニングが起こるかは分らないが、従来のやり方を継続する一方で、状況変化にも柔軟に対処していく姿勢が大事だろうか。