2016年3月18日(金) プリンタインクの話題 3
過日、下記記事
プリンタインクの話題 1 (2016/2/26)
プリンタインクの話題 2 (2016/3/10)
を投稿したところだが、今回は、その続編で、前稿で触れた互換品についての、実地報告である。
◇互換品の入手
先日、都心に出かけた折りに、量販店に寄って、プリンタインクの互換品を調べて見た。 純正品の品番に対応した互換品が、各種展示されている。丁度、シアンCと、イエローYの2色のインクが切れていた(×表示)ので、カートリッジを買い求めた。
あるメーカーのカートリッジは、包装用のキャップを外せば、そのまま、プリンタに装着できるもので、価格的には、純正品より、少し安い程度なのには、いささか失望した。この種の製品は、以前は、残量表示機能はないものの、相当安かったのだがーー。下図左のCである。
他のメーカーのものは、店員に聞いて分ったのだが、手が込んでいて、ICチップの付いているカートリッジケースとインクタンクとが分離されていて、セットで買う時は、純正品より少し安い程度だが、次に、インクタンクだけだと、かなり安くなるようだ。
下図右のYで、最初なので、セット型になっている。
C の互換品 Yの互換品
○互換品の装着と試用
手に入れたカートリッジを、早速、前面カバーを開いて、プリンタに装着した。その時の状況が下図である。
左から3つ目がYで、装着の表示ランプが、やや小さく明るさが弱い赤だ。一方、右から2つ目がCで、純正品と変わらず、しっかりと明るい赤でランプ表示されている。
そして、これによって、実際に印刷してみると、色合い等は問題なく、PC画面上の残量表示は、下図のように、純正品と変わらず正常である。
今のところは、インク漏れ等のトラブルもなさそうだ。この状態で使用していき、インクが少なくなると、純正品では下図のように表示されるのだが、互換品ではどうなるのか、見極めることとしたい。
PC画面 プリンタ
取り替え準備 びっくりマーク! 装着ランプの遅い点滅
取り替え指示 警告マーク × 装着ランプの早い点滅
◇ 互換品の限界?
プリンタインクの互換品は、以前に比べて、装着表示や残量表示が格段に向上したようだが、その分、コストアップし、価格がそれ程安くは無くなって、純正品に対する最大の魅力が、少なくなったようだ。今回の商品には、印刷の色の径年変化等は、保障してはいない、との記述もある。
所詮、模造品は模造品でしか無い、と言う事だろうか。