2016年1月26日(火) 今年の正月―年賀状
早いもので、今年の正月も、残すところあと数日となったが、年末・年始の恒例の行事もほぼ一段落したところで、正月に関する身辺の話題について、取り急ぎ纏めてみた。
先ずは、年賀状についてである。
○年賀はがきは、寄付金付きのはがきで適当なものが見当たらなかったので、通常のお年玉付きはがきの、インクジェット紙にしている。
先週の1/17に行われた、お年玉付き年賀はがきの抽選会を以て、年賀状のやり取りも終了である。 例年ながら籤運が悪く、夫婦合わせて、切手シールが数本、当たっただけであった。
○当方から出す年賀状の、ここ30年程のスタイルは、夫婦連名で、自家で育てている草花の写真に、短文を添えたものにしている。
今年は、下のように、木イチゴの、ブラックベリーに登場してもらった。
この所、ネタとなる草花が不足気味で、まだ、2~3の候補があるものの、あと、何年続けられるのだろうか? 草花に代わって、いっそのこと、夫婦の写真等にする案もあるが、やや、躊躇する感もあるところだ。
昨年までに、我が家の年賀状に登場した草花については、当ブログの下記記事
年賀状の草花たち (2015/2/24)
で、具体的に触れている。
○今年は、12支のさる(申 猿)年である。 難しく、10干12支(干支(えと))で言うと、「丙(ひのえ)申(さる)」となる。 12支は、身近な動物が登場するので、日本では、極めて馴染が深く、自分の生まれた年を、12支で言う事も多い。
一方、10干は、
甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸
だが、漢字の意味がよく分らず、また、以下の五行の
木、 火、 土、 金、 水
に、2つづつ、兄(え)、弟(と)と、対応させる読み方(きのえ、きのと など)が、極めて難解であり、暗記してもすぐ忘れてしまうことだ。
備忘のため、今年の年賀状には、以下のように、初めて、ルビ付きで、干支を入れて見た。
平成28年丙(ひのえ)申(さる)(西暦2016年) 元旦
○今年に頂いた年賀状は、12支に因んだ、可愛いお猿さんのデザインなどが多い。 又、長年、自分のスタイルを、頑固に踏襲している人も結構いて(筆者もその一人?)、各人各様で、いずれも、頂くのが楽しみだ。
やや淋しいことだが、ここ数年、「今年で年賀状は終わりにしたい」と言う人があり、昨年は、4人もいて、今年は送るのを控えさせてもらった。今年も、終了表明者が、新たに2名増えている。
年賀状は、文案の作成や、宛名の管理など、結構、気配りが大変ことから、“我が身が元気な内に、失礼の無いように、身辺を整理したい”、という、前向きの生き方と言えるだろうか。
この所賀状の返事が無いがーーと思っていた人のご家族から、喪中の御挨拶を貰うこともある。 頂く喪中欠礼の挨拶は、以前は、本人の御両親等の内容が多かったのだが、最近は、本人や兄弟に関するものが増えており、いずれは我が身となるのだろうか。
最近は、交流する機会も限られていることから、出す相手が、新たに増えることは希で、年賀状だけのお付き合いも多く、自然と、やり取りが終了するケースもある。
○日常生活では、はがき、手紙等の郵便の利用が激減し、インターネットを使った、パソコンやスマホによる電子メールのやり取りが多い昨今だ。 年賀はがきの発売総数も、一頃のピーク後、漸減傾向にあるようで、今年は、32億枚強とかで、国民一人当たりでは、25枚程と言う。(年賀葉書の発行枚数などをグラフ化してみる(2016年) )
筆者の身辺では、年代・年齢の関係だろうか、年賀はがきが圧倒的に多く、ネットの電子メールで、新年の挨拶を貰ったのは、海外を含めて、数名に止まっている。
年賀の挨拶に関して、手軽な電話や電子メールではなく、年賀状のやり取りが、根強く続いているのは、年中行事の一つとして、日本の伝統文化を大切にするという考えも、あるようにも思われる。
○当方の年賀状は、かなり前から、宛名を、横書きでラベルシールに印刷し、はがきに貼り付けるやり方にしている。
そして、驚いたことだが、今年頂いた年賀状の中で、ラベルシールは、たった1通で、他は、はがきに直接、宛名を印刷したものだった。当方の賀状を受け取った人は、どんな印象だろうかと気になった。
ラベルの貼付方式では、ラベルシート(12ラベルシール/シート)を買い求め、宛名を纏めて印刷し、そこから、1枚づつ、ラベルを剥がして貼り付けるが、手間が要る。
はがきに直接、宛名を印刷する場合は、この手間が不要となるが、プリンタでのはがきの給紙や、送付する宛先の確認に、やや不安があるのも事実だ。でも、トータル的には、後者に、やや分があるだろうか。来年からは、本文だけでなく、宛名も、はがきに直接印刷する方式に変えてみようかしらん?