2013年7月3日 (水) 半夏生の風呂場ギャラリー
昨日は、雑節と言われる、七十二候の一つの、半夏生。 太陽が黄道100度に達する時期と決められているようだ。
最近の半夏生では、取り立てた行事は少ないようだが(沢山の焼サバを作る様子がテレビに出ていたがーー)、我が家では、ルーフバルコニーのハンゲショウの出番である。
この草花、半夏生の頃に咲くので、ハンゲショウ といわれるようだが、カタシログサ(片白草)との別名もあるようだ。
これを、初雪草、ルリフタモジともども、先日、ワイフKが、呂場ギャラリーに取り込んでくれた。
Image may be NSFW.
Clik here to view. 半夏生の風呂場ギャラリー
ハンゲショウ、初期は緑色をしている先端近くの葉が、表だけ、次第に白くなって、花のように見えるのだ。下の写真のように、黄色味を帯びて、ネコジャラシの穂のように見えるのが、実(じつ)は本当の花である。実(み)は見たことは無い。
山でよく目にする、マタタビの葉が、部分的に白くなるのに似ているだろうか。
Image may be NSFW.
Clik here to view. ハンゲショウの白い葉と穂状の花
最近知ったのだが、初雪草(ユーホルビア)も、白い花弁に緑の筋が入った花、のように見えるのは、実は葉で、緑色の葉の縁が白く変色したようだ。よく見ると、下の写真のように、先端の中央部に、梅花の様な、可愛い小さな花を幾つか付けている。
この初雪草、昨年も咲いたのだが、自然に種が零れて芽生え、今年も開花してくれた。風で倒れそうな可憐さと、初雪の様な花(葉)の爽やかさが、持ち味だろうか。
Image may be NSFW.
Clik here to view. Image may be NSFW.
Clik here to view.
初雪草(花の様に見える葉と、可愛い花) ルリフタモジ
薄紫の小さな花が集まっているのは、ルリフタモジ。我が家では、もう、20年にもなる大事な住人だ。春から晩秋に掛けて、次々と可憐な花を付けて呉れるが、ニラに似ていて強く、年間を通じ手が掛からない。
梅雨空け前の、静かな楽しみである。