2025年2月27日(木) いろはかるた ふたたび
この所、いろはかるた が気になっている。
〇よく覚えていないもの
夜寝ながら思い出そうとするが、どうしても思い浮かばない かるたが、幾つかある。
お/を 老いては子に従え しか思い浮かばない。 おOと、をWoのどちらかも曖昧。
き
く
け
だ。
旧仮名使いの ゐWiと いI、 同じく、ゑWeと えE、もあり、どちらがどちらかは自信が無い。
すべての仮名が、一度づつ出て来て、濁点などが無いのが特徴だ。
ネットの虎の巻によれば、上記の疑問は、以下のように解消する。
を(Wo)いては、こにしたがえ
お(O)にに、かなぼう
きいてごくらく、みてじごぐ
くさいものに、ふた
げいは、みをたすける
い(I)ぬもあるけば、ぼうにあたる
ゐ(Wi)ものにえたも、ごぞんじない
え(E)てに、ほをあげ
ゑ(We)んはいなもの、あじなもの
〇ブログ投稿記事
以前、いろはかるた について、当kブログに、纏まった記事を、下記のように投稿したことがある。
いろはかるた (2018/7/1) (R73)
全体 いくつ憶えているか
いろはかるた アラカルト (2018/7/6) (R75)
全体 意味がよくわからぬもの
いろはかるた アラカルト 続 (2018/7/16) (R76)
好きなもの
いろはかるた アラカルト 続々 (2018/8/5) (R77)
好きでないもの
いろはかるた アラカルト 続々々 (2018/8/13) (R78)
残された話題(語数など)
〇かるたの歴史の流れ
かるたは、京都の文化として始まり、大阪や江戸に広まったが、人口に膾炙しているのは、江戸かるた(犬棒かるた)だが、京都かるたや、大阪かるたにも、面白いものが多い。
いくつかを、以下に例示
江戸かるた 京都かるた 大阪かるた
に:憎まれっ子 世に憚る 二階から目薬 憎まれっ子神直し
と:豆腐に鎹(かすがい) 年寄りの冷や水 遠くの一家より近くの隣
を:鬼も十八(番茶も出花) 老いては子に従え 鬼の女房に鬼神
よ:よしのずいから天井のぞく 夜目遠目笠の内 よこ槌で庭を掃く
ね:念には念を入れ 猫に小判 寝耳に水
き:聞いて極楽見て地獄 義理と褌は欠かされぬ 義理と褌
〇いろは歌と作者
いろは歌は、平安後期に作られた、重複のない、47の仮名文字の七五調の韻文で、通説では、空海(弘法大使)の作とされる。
内容は、仏教の無常観を示しているという。
以下のようだ。
(参照:いろは歌 - Wikipedia.html)
いろは歌は、手習いの手本などや、火消しの組名などで、よく使われたようだ。
日光のいろは坂や、いろはもみじの語源については、未調査である。