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歯のおはなし

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2023年11月7日(火) 歯のおはなし

 

 

我が身の歯については、長~い物語があるのだが、最近の状況に絞って触れてみたい。

 

〇成人の永久歯については、ネットで調べると、下図が出ている。

    

 

図にあるように、全体で、32本だが、最奥にある8番目の歯は、第3大臼歯(通称 親不知(しらず))と呼ばれるが、人によっては、生えない人もいることから、親親不知除いた永久歯の数は、上14本,下14本で、合計28本となる。

 

 筆者の場合は、上顎の歯は、すべてなく歯茎の土手だけであり、可なり以前から、総入れ歯である。

 下顎については、まともな歯は、一本もなく、先日、行きつけの歯科で、治療のついでに聞いたところ、歯の根っこ部分が残っているのが、6本あるようだ。

 下顎用の部分入れ歯を使っている。

上下の入れ歯とも、夜、寝る前に外し、入れ歯洗浄剤で消毒する。

 

〇歯の健康のため、厚生労働省が、8020運動を推進している。「80歳の時、自分の歯がまだ20本残っている」のを、目標にしようという、キャンペーンだ。

 この目標からすると、84歳の筆者の場合は、まともな自分の歯は、残念ながら、0本となる。

 

 下図は、厚労省のサイトで見つけたものだが、2013年のデータで、「何でもかんで食べることができる」人の割合を、年齢別に示したものだ。

                     (参照:8020運動とは _ e-ヘルスネット(厚生労働省).html

やや、分かりずらいグラフだが、年齢が高くなると割合は低くなるようで、70歳以上で、19本以下が50%を割っている。

  

 

同じサイトに、以下のグラフも出ている。

  

こちらは、8020の達成者数を推計したもので、年度が進むにつれて増加しており、2016年には、非達成者数とほぼ、同数となっている。

1989年(H1)から始まった8020運動も、効果を上げているだろうか?

 

〇上下総入れ歯に近い状況から、「何でもかんで食べられる」という目標からすると、筆者の場合は、不如意な場合が多い。

食べる速度は、どうしても。ゆっくりとなるが、食事やお茶を楽しむため、あれこれ、工夫している。

餅や団子やケーキを食べる時は、下の部分入れ歯がくっついてしまい、口中がおかしくなるので、注意が必要だ。

リンゴや梨は、薄く切って食べることが多く、柔らかく食べやすいバナナが好みだ。

多少、硬い物でも、せんべいや、かりんとうなどは、細かにしたり、暫く口中で舐めて柔らかくして食べる。

 

今後、総入れ歯になっても、食の楽しみは、なんとか続けられそうだ。


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