2023年10月30日(月) 明日はお立ちか
このところ気になっている歌があり、歌のタイトルや出だしが分からなかったのだが、ネットなどをあれこれ調べて、漸く、判明した。
昭和17年(1942年)に出された、以下の歌謡曲である。
「明日はお立ちか」 作詞 佐伯孝夫 作曲 佐々木俊一
歌詞は、以下で、小唄勝太郎が唄っている。
ネットには、以下の様な、曲のジャケットが出ている。
ネットには、以下のようなジャケットが出ている。
昭和17年と言えば、前年に、真珠湾攻撃が敢行され、太平洋戦争が始まって間もなくの戦時下だが、夫を戦場に送り出す、妻の細やかな心づかいが描かれている。
戦時中の歌だが、勇ましい軍歌ではなく、歌謡曲調であるのがユニークと言えよう。
この歌は、恋人が彼氏の出征を歌ったものかとも思ったのだが、3番の歌詞の最後にある、夫婦星で明確になった。
この年は、筆者が生れて3歳ほどと、幼なかった頃である。
ネットで見つかった楽譜は、以下だが、残念ながら、歌詞が入っていない。
譜の黄線部分は、前奏、間奏のようである。
ネットには、オリジナルの小唄勝太郎だけでなく、多くの歌手がカバーしているものが出ている。