2023年7月9日(土) NATO加盟国拡大へ
ウクライナ情勢を反映して、NATOの加盟国の増加傾向が続いている。
下図は、NATO加盟国の拡大状況だ。
ここ10年ほどは、変化がなかったのだが、この4月には、フィンランドが、31番目の加盟国となっている。ほぼ、同じ時期に加盟申請している、スエーデンについては、加盟国であるトルコの動きが、注目されていて、この、11-12日に、リトアニアで開催される、NATO首脳会議で、承認される見通しといわれ、ストルテンベルグ事務総長は、本部での記者会見で、「手の届くところにある」と述べているようだ。
参照:スウェーデンの加盟「手の届くところに」=NATO事務総長|ニューズウィーク日本版
NATOには、加盟国の他、いろいろな関係国があるようだ。これらを、下図に示す。
図は、北大西洋条約機構 - Wikipedia.htmlから、引用。
図の下にある凡例には、青色の加盟国から、緑色のグローバルパートナーまで、8つの区分が示されており、それぞれの意味合いはよくわからないところだ。NATOを目の敵にしているロシアが、茶色の、平和のためのパートナーシップになっているのは、どういうことか。
ここには、スイス、オーストリア、アイルランド、の他、トルクメニスタン、ウズベキスタン、キルギスも含まれているようだ。
また、スエーデンとウクライナが、薄青色のエンハンストオポチュニティパートナ-というのは、次の候補ということだろうか。
日本は、緑色の、グローバルパートナーとなっている。