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Channel: つれづれの記
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野蛮国 ロシヤ

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 2023年2月26日(日)  野蛮国 ロシヤ

 

◇先日の24日は、2022年2月24日に、ロシア軍がウクライナに侵攻してから、1年になる。テレビでは、この前後に、戦闘の状況だけでなく、ウクライナ国民の様子など、色んな番組が放映された。ロシアのプーチン大統領の演説や、アメリカのバイデン大統領の、電撃的なウクライナ訪問も、大きく報道された。

今日は、NHKの日曜討論で、進行役に、林外相と、3人の識者を交えた、意見交換が放映され、ウクライナ問題の奥深さを知らされたことだ。

 

ここで、少し、息抜きを兼ねて、ふと思い出した、かなり以前に聞いた歌について、取り上げることとしたい。

 

◇思い出した歌は、しりとり形式で続くもので、以下のように記憶している。

  “ロシヤ→野蛮国→クロバトキン→金玉→マンガロフ→ふんどし→締めた→タカチャッポ”

ネットで調べたところ、全体は、次のようだ。

           (参照:♪雀、目白、ロシヤ、野蛮国、クロバタキン・ - 86と花咲け歌々同窓会.)

乃木さんが→がいせん(凱旋)す→すずめ(雀)→めじろ(目白・メジロ)→ロシヤ(露)→やばんこく(野蛮国)→クロバトキン→きんたま(金玉)→まっくろけ→けつ(尻)のふんどし→し(締)めた→たか(高)しゃっぽ(帽子)→ぽんやり→りくぐん(陸軍)の→のぎ(乃木)さんが

で、元に戻る。この歌のしりとり言葉には、いろいろなバリエーションがあるようで、以下のサイトに詳しく出ている。           (謎の乃木さんのしりとり歌.html)

 

この歌は、「手毬うた」で、子供たちが、以前、遊びながら歌ったようだ。

内容は、日露戦争(M37・38(1904・5))で、日本陸軍の乃木大将が、ロシアに勝利したことを歌ったものだ。クロバトキンは、ロシア軍の満州軍総司令官のことという。

 

◇同じように、子供達に歌われた、他の手毬り歌が、以下である。

  一 一列談判破裂して

  二 日露戦争始まった

  三 さっさと逃げるはロシアの兵

  四 死ぬまで尽くすは日本の兵

  五 5万の兵を引き連れて

  六 6人残して皆殺し

  七 7月8日の戦いに

  八 ハルピンまでも攻め寄せて

  九 クロバトキンの首を取り

  十 東郷元帥万々歳

一から十まで、頭に数字を織り込んだ数え歌になっていて、一~四番までと、九~十番は、よく記憶している。

十一番以降は、内容は、日露戦争以外に変わるが、二十番まであるようだ。

 

◇日露戦争当時の状況と、現在とでは、世界の状況は大きく異なるので、比べることは困難だが、新興の明治日本が、強大な帝政ロシアに挑んだ構図と言え、まさか日本が勝利するとは、どの国も思っていなかっただろう。

 

この所の、ロシアのウクライナ侵攻を見て、手毬うたを思い出したのだが、現在も、“ロシヤ 野蛮国” と、言いたくなることだ。

 

長期化する様相を呈するウクライナ問題について、次稿以降で、改めて取り上げる予定だ。


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