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優勝旗が白河の関を越えた!!

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2022年8月25日(木)  優勝旗が白河の関を越えた!!

 

 

8月23日は、感激的な日となった。夏の全国高校野球選手権大会の決勝戦で、宮城県代表の、仙台育英高校が、山口県代表の、下関国際高校を破り、優勝したのである。

            優勝旗を手にする、佐藤悠斗主将

決勝戦のスコアは、以下だ。

    

育英が先制し、下関国際が1点を返した6回までは、緊張が続いたが、7回裏に、1死満塁の状態で登場した、岩崎生弥選手が、満塁ホームランを放ち、ここで、5点の決定的なリードとなって、試合は終了した。

 

高校野球107回の歴史の中で、東北勢が、決勝戦まで進んだのは、以下の10回だが、今回が、10回目の正直とった。これまでは、今一歩届かず、準優勝で涙を飲んでいる。

 

上図ある様に、仙台育英高校は、これまで、1989年、2015年の2回、決勝戦を戦い及ばなかったが、今回が3度目の正直である。

 

東北方面に行くときに、越えることになる、以下の3つ関所が、奥州三大古関と言われる。

      奥州道    白河の関(福島県白河市)

      常磐道    勿来の関(福島県いわき市)

      羽越街道   鼠ヶ関(山形県鶴岡市)

この中で、最も有名なのが、白河の関で、百人一首で有名な、能因法師が詠んだ、以下の歌もある。

  都をば、霞とともに立ちしかど、秋風ぞ吹く、白河の関

この白河の関が、古来、往来のチェックポイントになってきた訳だが、優勝旗が、初めて、白河の関を越えて、みちのく(陸奥)に齎された訳だ。

  

メディアの報道でも、優勝旗が白河の関を越えた、と、以下のように強調されている。

  【動画】深紅の大優勝旗「白河の関」を越えた!瞬間の映像 _ NHK _ 高校野球.html

 

 

山形県の生まれで、学生時代や、その後の人生で、宮城県に深い縁のある筆者として、今回の快挙は、嬉しいものだった。

大会終了後、選手達が、母校に戻って、優勝報告会(下図)を行ったようだ。

   

その内、市民に報告するために、オープンカーに乗って、仙台市内をパレードする行事が、行われるかも知れない。


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