2021年12月12日(日) グレートリセットと方向転換
〇最近、グレートリセットという言葉が、時々、TVなどに出てくる。
先月の、11月13日 NHKテレビの早朝の番組で、この話題が取り上げられた。グレ
ートリセットとは、抜本的なやり直し、と言った意味だろうか。
企業側の取り組みとして、トタルエナジー社の取り組みが紹介された。当社は、フランス
パリ近郊に本社がある、エネルギ―関連の多国籍企業のようで、脱炭素に向けて、エタノ
ールエンジンの開発等を進めるということで、抜本的な方向転換を行おうとしているようだ。
(下図に、ロゴ 等を示す、ネットより)
ロゴ 広告看板
〇非営利団体の世界経済フォーラム(WEF:World Economic Forum)
が開催する年次総会(通称 ダボス会議 世界賢人会議と言われる)の今年のテーマが、グレ
ートリセットだったようだ。(下図左は、WEFのロゴ)
筆者は、スイスは、地図の左にある、ジュネーブの周辺位しか行ったことはないが、ダボ
スは、イタリア国境に近い保養地のようだ。
WEF ロゴ
スイス;レマン湖とダボス(地図の 印)
会議の予定は、何度か変更された。当初、ダボスで開催予定だったが、コロナの関連等で、国
内の他の場所に変更したようだ。結局、シンガポールで、5/26~28日に予定したが、8月に変
更し、それも、結局、中止となってしまった。
以下は、下記サイトを参照している。
(2021年ダボス会議が中止に。テーマの『グレート・リセット』とは?.html)
様々なステークホルダーが、グレートリセットの観点から、2つのテーマについて、
世界規模で議論する予定だったようだ。
・パンデミック後の世界(コロナウイルスの蔓延)
・地球規模の気候変動への対処
前回の2019年の会議では、気候変動をテーマに論議している。
グレートリセットとは、英語の、Great Reset、抜本的なやり直しということ
から、既存存システムや社会秩序を見直して刷新することと言われる。
今年は、11月8日から17日まで、イギリス スコットランドのグラスゴーで、国連の
気候変動会議であるCOP26が開催され、難産の末、閉幕している。
COP26関連については、当ブログの、下記記事で取り上げているところだ、
地球環境と気候変動 その1 (2021/12/10)