2021年11月6日(土) 双子パンダの公開
上野動物園で、双子パンダが誕生以来、時々、ニュースが流れてくる。
双子のパンダが生れた時は、当ブログに、下記記事を投稿している。
パンダの赤ちゃん誕生 2021/6/28 S79
そして、彼らの名前が決まった時は、下記記事。
双子のパンダの名前が決まる 2021/10/20 T04
3か月程になる、10月4日の様子は、下図の様に、可愛いさが一杯だ。
筆者には、両者の違いを識別するのは、全く不可能である。
オス シャオシャオ 暁暁 メス レイレイ 蕾蕾
一般公開日は、未定だが、22年1月頃を目途に行われるようで、上野公園 西園のパンダ舎で行うという。
大変な人気が予想されるため、予約制になりそうだ。
(上野動物園双子パンダの公開日は2022年1月予定!観覧方法は?予約は抽選?.html より)
ジャイアントパンダは、今や、絶滅危惧種ではなくなり、準絶滅危惧種(危急種)に格上げになったようで、中国の当局が、2020年9月に明らかにしている。
国際的には、2016年に世界自然保護連合(IUCN)*から発表された、下図の「RED LIST」で、パンダが絶滅危惧種から、危惧種に変更されている。
表中の、近絶滅種は、絶滅寸前の状態の生物種で、危機ランクが最も高いもの。
ジャイアントパンダは、表中の哺乳類に該当する。今回、絶滅危惧種を脱して、危急種となり、危機ランクが一つ下がった訳だ。
*世界自然保護連合 IUCN;。
International Union for
Conservation and Natural Resouces
パンダの状況が改善されたのは、生息地(中国四川省等)の環境保護が熱心に進められた事と、世界各地の動物園で行われた人工繁殖のおかげ、という。
パンダの生息数は、時期によって、ネットには、幾つかの数値がある。
・2021年10月年 中国国内の生息数
野生 1387頭
飼育 548頭
計 1935頭
中国当局よれば、この数値は、全世界の生息数の、76%になるという。
(21_11_05:中国でジャイアントパンダ国家公園が成立、個体数も大幅に回復中 - ART+LOGIC=TRAVEL [旅を考えるweb].html )
・2015年2月 中国政府が、国内の全個体数を公表
野生 1864頭
飼育 673頭
計 2537頭
(その数1,864頭 ジャイアントパンダの最新の推定個体数 |WWFジャパン.html より)
因みに、日本での飼育状況は、以下のように、
神戸 王子動物園 1頭 中国へ返還予定 来年?
上野 上野動物園 5頭 1頭 中国へ返還予定 来年?
和歌山 シーワールド 6頭
で、12頭が飼育されているようだ(神戸と上野の返還時期については、情報が不正確)
中国以外では、日本での飼育数はかなり多い方という。
上記にある、双子のお姉さんにあたる*シャンシャン(香香)は、オリンピック終了後に、中国へ返還される約束だが、コロナ禍の収まり具合との関係で、来年の適当な時期になるだろうか?