2016年7月4日(月) 野球での二刀流 補足
この所、当ブログでは、野球での二刀流について、下記のように取り上げて来たが、
野球での二刀流 1~3 (2016/6/10、6/15、6/23)
昨日の、日本ハムーソフトバンク戦は、想定外の展開で、野球ファンの一人として、驚かされたことだ。
本稿は、このテーマに関する今後の更なる変化を期待した、補足編である。
昨7月3日、オールスター前のパ・リーグ公式戦の
日本ハムーソフトバンク戦 (ヤフオクドーム)
が行われ、放送時間の関係で、途中からだったが、TV観戦させて貰った。
同一カードの3連戦目だったが、結果は、日本ハムが3勝し、これでリーグ2位に浮上し、首位ソフトバンクとのゲーム差は6.5と縮まり、背中が少し見えて来ただろうか。
試合は、ビジターの日本ハムの先行で、ソフトバンクは、中田投手が先発である。
日本ハム大谷選手の、リアル二刀流での出場は、最早普通だが、今回は、何と、今シーズン初めての、投手で打順1番であった。 これには、ファンは勿論だが、チームの選手達も驚いたようだ。本人は、栗山監督から、前日に伝えられていたようだがーー。
そして、更に驚かされたのは、大谷選手が、初球を、右中間スタンドへ先頭打者ホームラン! 初っ端に、投手としての己を楽にする得点を稼いだ訳で、省エネのために、ダイアモンドを、ゆっくりと廻る余裕もあったようだ。
その後、得点までには至らなかったのだが、6回表、日本ハムは、相手のエラー等で1死満塁の好機となり、デッドボールを得て押し出しで2点目。 これが、この試合の得点のすべてである。
大谷は、8回まで投げて、9回は、押さえのマーティンに交代し、0に押さえて、結局、2-0で日本ハムが勝利し、大谷投手は、勝利投手となった。
大谷選手の活躍は以下である。
◇この試合
投手 10奪三振 被安打5 与四死球2 失点0
最高時速161km 直球と組み合わせた緩急のあるスライダーが効果的
打者 4打席(本塁打 四球 四球(押し出しで得点)三振 四球(敬遠))
打点1 得点1
◇通算
投手 勝敗 8勝4敗
防御率 1.90 (自責点23 投球回数 108 2/3
規定投球回 チーム試合数×1.0=76×1.0=76 以上
奪三振 132
打者 本塁打 10本
打率 .339 (チーム試合数76 出場試合数45 打席数146
規定打席数は、76×3.1=235.6 で、未達
7/15、7/16日と行われる今年のオールスターには、大谷選手は、投手として選出されているが、打者としてもどの様な活躍を見せるのか、楽しみである。
先月末に行われた、ソフトボールの日米対抗戦で、藤田選手が活躍したが、彼女も、二刀流と言われている。プロ野球では、投手のポジションに対してだけ、指名打者(DH)が認められているが、ソフトボールでは、全てのポジションで、指名選手(DP Designated Player)が認められているようだ。
余談:野球場の名称
このところ、意味が分らず気になっていた、いくつかの野球場の名称を調べてみた。
いずれも、命名権の売買が行われており、命名料は、2~3億/年、3~10年契約のようである。
福岡:“ヤフオク”ドーム
ヤフーの提供するネットサービスから: ヤフーオークション(ヤフオク)
千葉:“QVC”マリンスタジアム
米国TV通販業者の社名QVCジャパンから: Q:Quality V:Value C:Convenience
仙台:“Koboスタジアム”
楽天の電子書籍サービスから: bookの文字を入れ替え(アナグラム)て、koboに