2025年3月11日(火) 最近のウクライナ
2月で、ウクライナ侵攻から、3年を経過したが、現行の世界情勢で、戦闘が続いているホットスポットの1つが、ウクライナだ。
トランプ大統領は、以前は、ウクライナ問題は、すぐにでも片がつくと豪語していたが、そう簡単ではないようだ。
○この所の、ウクライナを巡る動きだが、ウクライナ、アメリカ、ロシア、EU、サウジ等の関係が、錯綜していて、よく見えない。
先だってのトランプ大統領とゼレンスキ-大統領の対談が、決裂した様で、このことから、ウクライナへの、アメリカの軍事支援が停止されている。
兵器:パトリオットなどの兵器の提供
情報:ロシア軍の動きなど、こちらの情報支援は極めて重要
ウクライナは、現在、世界で最大の兵器輸入国という。
だが、会談の決裂後、ゼレンスキ-大統領が書簡を送り、関係修復の動きがあり、サウジの仲介で、この12日に、ウクライナとアメリカの、閣僚レベルの会談がもたれるようだ。
○停戦に向けて、領土問題をどうするかが焦点という。
ウクライナの戦況は、下図のようだ。
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ウクライナは、越境攻撃で確保しているロシアのクルスク州を、自国の東部4州(クリミアを含めれば5州)と交換したいようだが、そうは行かないだろう。
ロシアのプーチン大統領が、ほくそ笑んでいる様が見えるようだ。
ウクライナの東部4州などの領土割譲が、現実問題となりつつある。
停戦後のウクライナの安全保障だが、NATO加盟はロシアが、飲むはずはなく、ヨーロッパ諸国が支援することとなるだろう。
アメリカのウクライナ支援の見返りとして、ウクライナ国内の鉱物資源の扱いが、取引き材料(ディ-ル)になりそうだ。
ウクライナでの大統領選挙と、ゼレンスキ-大統領の進退も、大きな話題だろう。